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家事仕事の中でも不人気?No.1が「アイロンがけ」だそうです!
掛けているハジからシワになっていくしプロのようにキチンとプレスできない等々。
このページでは、ワイシャツのアイロンがけ方法やセーターのアイロンがけ方法からプロが教える裏技的なアイロンがけ等々まで詳しく学習していただけます。
しっかり学んで、アイロンがけを好きになってください
ワイシャツのアイロンがけ
ワイシャツのアイロンがけの基本は、小さな部分から掛けていきます。
1.エリの裏
2.エリの表
3.両肩
4.両ソデ
5.両前身ごろ
6.背中
この順番にアイロンを掛けていくのが一般的です。
次の箇所に移動させるときは、アイロンを掛けた部分の熱を冷ましてからにするとシワになりにくいです! 私の場合は、その部分を手でなぞり熱を冷ましています。
ワイシャツの場合は生地が薄いので、それほど意識しなくても良いですが!
全てにアイロンを掛け終わったらハンガーに掛けてみます。気になるシワを見つけたら、ハンガーに掛けたままスソをかるく引っ張りながら浮かしアイロンで蒸気を軽く噴射しシワを伸ばします!
という事は、アイロン台の直ぐそばにハンガーを掛ける場所があれば最高です!
ワイシャツなどの衣類をハンガーに掛けてシワを伸ばしたりする場合には、アイロン用のグローブが大変便利です!
アイロンは、低価格のものは立てて使用すると蒸気ではなく水滴が出てきてしますので不向きです。良いアイロンを持つ事も「アイロンがけが好きになる」近道か?
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セーターなどのアイロンがけ
セーターも、毛足の長いものや短いものもあります。
どちらもアイロンを押し付けてアイロンがけをしては風合いが損なわれてしまします。
特に毛足の長いものは「浮かしアイロン」という方法を使います。
アイロンをかける先の部分を手で浮かしながらアイロンの蒸気を出しながら表面を滑らせて掛けていきます。その後すぐに今掛けた部分を手で撫でて整形します。この繰り返しがセーターなどのアイロンがけには最適です。火傷をしないようにご注意を!
ハンガーショットでの衣類の整形やセーターなどのふんわり仕上げには多めの蒸気量が必要となります!
コーデュロイ素材のアイロンがけ
上の写真は、コーデュロイのズボンのセンターラインを探すための動作です。
普通のズボンでも、センターラインが薄くなって分からなくなった時には、この方法を使用してください。
コーデュロイのズボンは特にセンターラインが消えてしまい、どこか分からなくなってしまうことも多いです。
まずはスソ部分の表裏の縫い目を合わせます。
そして写真のように指の爪を縫い目に当てます。次に反対の手でスソから裏返して反対側の縫い目に爪部分が当たるようにし、再度スソの縫い目が合っていたらセンターラインを確定します。
コーデュロイのアイロンがけには必ず「当て布」を使ってください。
当て布をしているからといって、アイロンの蒸気を出し過ぎると蒸気の跡が付いてしまいますので、蒸気量は抑え目でかけてください。
もしアイロンの蒸気跡がついてしまった場合でも慌てることはありません。
当て布を外し、その部分にアイロンを少し浮かせて静かに蒸気を出してかけ、すぐに手のひらで撫でると元に戻ります。しぶとい場合は、手のひらの代わりにブラシなどを使えばよりきれいに戻ります。
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テカリ防止のアイロンがけ
色の濃い衣類はアイロンを強く押し当てて掛けると「テカリ」が出てしまいます。
以下に注意事項をくわしく説明していきます。
シワシワになってしまっている場合はアイロン台を使って、衣類とアイロンの間に「当て布」をしてアイロンがけをするしかありません。
その時はアイロンは生地に軽く触れるくらいの圧力で、蒸気を多めに出してシワを伸ばすようなイメージでかけてください。
特にテカリの出やすい物の場合は、当て布をしないでアイロンを衣類に直接当てず、わずかに浮かせて蒸気を多めに出し、その後すぐに手のひらでなぞるようにシワを伸ばします。これを「手アイロン」と言っていますが火傷には注意してください。
特に学生服や礼服などは直接アイロンを強く押し付けると「テカリ」ますので注意が必要です!
テカってしまった場合は「テカリの直し方」の章を見てください。
一度ソデを通しただけなのにシワ
礼服などは数時間着用しただけなのに、背中やズボンの後ろがシワシワ!
シワにならないように気を付けていたが、プリーツのスカートのお尻部分がつぶれてる!
このような場合は「ハンガーショット」のアイロンがけがおすすめです。
ハンガーショットとは、衣類をハンガーに吊るしてアイロンを立てて蒸気の威力でシワを伸ばしていく方法です!
このハンガーショットだとプレスにより無駄な圧力がかからないのでテカリの心配もなく、全体を見ながらふんわり仕上がるのでおすすめです。
特に礼服が効果を実感できます!
一度、数時間着ただけなで、そのままハンガーに掛けておけば直る?
いやいやシワは消えません!脱いだら直ぐに「ハンガーショット」してください!
お葬式などは突然ありますので、その時あわてないように「脱いだら直ぐ」を習慣にしてください。
アイロンがけの色んな場面で力をフルに活かせるのは「蒸気の発生量」です!
蒸気量が多いと、蒸気そのものの温度が高いのでシワが伸びやすくなります。
ハンガーショットの場面で・テカリ防止のための浮かしアイロンの場面で・セーターなどのウール製品をふっくらさせたい場面等々
出来れば蒸気発生量は80g/分以上は欲しいです!
アイロンがけのチョットとしたワザ
色々説明してきましたが、重複するところもあると思いますがアイロンがけのチョットしたワザを教えておきます。
線を付けたくない部分のアイロンがけ方法
スーツなどのソデやブラウスのソデのような、アイロンの幅より狭い部分で線を付けたくない場合は、アイロン台の端から上の写真のように線を付けたくない部分を外します。こうする事で、しっかりアイロンでプレスできて線は付きません。
アイロンのスムーズな掛け方の基本
アイロンがけの上手な人は、右利きの場合はもちろんアイロンを右で持ちますが、左手の動きが凄いのです。
アイロン台に置いてある衣類の次に掛ける部分を準備するのは「左手」なのです!
具体例で言いますと
Tシャツの前身ごろをアイロン台に置いて上半分のアイロンがけが終了しました。
次の下半分を掛ける時は、アイロンをTシャツに置いたまま左手でスソを軽く引っ張り、平らの部分を作ります。
ちょっと説明が難しいので、それに近い動画を探してみました!
この動画で掛けているTシャツにはプリントしたマークが付いているので、当て布をしてマークがアイロンの熱によって破損?しないようにしています。この勉強にもなります!
というか、動画を載せたのは「左手の動き」を見てもらいたかったのです!
アイロンと左手が互いを引き合い、スムーズにアイロンがけができています。
アイロンがけは、左手のサポートが上手いかどうかで決まります!
また、アイロンを掛けをして次の箇所に移動させる場合は必ず「熱を冷ましてから」移動させてください。
参考にした動画はTシャツなので、生地が薄いため直ぐに熱が下がってくれるので良いのですが、ズボンやスカート等の厚めの生地は暖かいまま移動させると、今まで掛けていた部分はアイロン台から外すと平らにはならないので、そのままの状態で冷めてシワになります。
つまり、アイロンをかけたら、その部分を冷ましてから移動させれば、このシワができにくくなります。私は、アイロンがけしたら直ぐに手のひらでその部分をなでて熱を取ります!
説明が難しい~
アイロンを長持ちさせるには
蒸気量の多いアイロンをすすめていますが、すべての蒸気の出るアイロンに共通する悩みがあります。
地域にもよりますが、水道水の中のミネラル成分が多いところでは電気ポットや鍋などに白い固形のものが付きます。
ミネラル成分はカルシウムやマグネシュウムなどが含まれているという事なのですが、これがアイロンの底の蒸気の穴を埋めてしまうのです。
長年使用していると、蒸気の出が悪くなり電熱の力が弱くなったのかと思いがちですが、大体は蒸気の出るアイロンの底の穴にカルシウムなどが付着している事が多いです。
応急措置として
1.安全ピンの針先で穴を突っついてみる。
その後、強めに蒸気を空噴射してスケールを飛ばす!
2しぶとい場合は電気ポット用のスケール除去剤を使用します。
アイロンが入る大きさの容器に1cmくらい熱湯を注ぎスケール除去剤を入れてアイロンを数時間漬け込みます。時々たわしやタオルなどで擦るを繰り返します。スケールが徐々にやわらかくなってきたら安全ピンで穴を突っつくもの効果があります。
そして最後にアイロンを加熱して蒸気を最大にして空噴射してください。
3.そもそもアイロンの穴をふさぐミネラル成分を避ける場合は、水道水を使用せず「軟水」を使えば良いのです!
しかし、常に軟水を使用するというのも大変ではありますが・・・・
比較的に安価のアイロンも販売されていますが、蒸気の噴出量が10g/分などと高価なアイロンとは比較になりません。
衣類をハンガーに掛けてアイロンの蒸気でシワを伸ばす。ハンガーショットがとても便利なのです!
アイロンのテクニック=アイロンの蒸気量と言っても過言ではありません。